2020年2月に作った嫁さんのパソコン。
嫁さんが一目惚れしたクーラーマスターの MASTERCASE H100 で作りました。
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嫁さんがパソコンの自作に初挑戦
パソコンの自作は、ケースに収めないのならば簡単です。 難しいのは、狭いケースの中にパーツを収めて配線をすることです。 スポンサーリンク ですから、大きい規格のマザーボードと大きいケースで作るのなら、そ ...
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COOLER MASTER MASTERCASE H100
ケースはminiITX用のクーラーマスター製MASTERCASE H100です。 スポンサーリンク スポンサーリンク
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ストレージの空き容量が・・・
嫁さんは写真撮影が趣味です。
元々はオートバイが好きで、サーキットへ出かけてレーシングマシンの写真を撮っていました。
その後しばらくは趣味から離れていましたが、息子の影響で鉄道の写真を撮るようになり、再びカメラの趣味が始まりました。
鉄道の他には景色や花などの写真を撮って楽しんでいるようでした。
そんな折、昨年の春に近所の公園の池でカルガモの雛が産まれました。
嫁さんはその雛が可愛いくて、カルガモを動画で撮影するようになりました。
そして、その動画を編集してYouTubeにアップするようになりました。
すると・・・
初めは500GBあれば足りると思って作ったパソコンですが、動画を撮りだしたら直ぐにCドライブの容量が不足してきました。
パソコンを自作してから3ヶ月もしないで1TBのSSDを増設する事になりました。
しかし、増設したDドライブも空き容量がどんどん少なくなっていきました。
撮った写真や動画のバックアップ先としてNASを使用しています。
特に問題無くNASを運用して来ました。
しかし、カルガモの動画が増えていき・・・
8TBあれば容量は足りるだろうと思って導入した2ベイのNASでしたが、動画編集を始めたら容量不足になってしまいました。
対策としてカルガモ動画専用ハードディスクをパソコンに増設して、NASからカルガモ関係の動画を削除する事にしました。
SEAGATE BarraCuda
Amazonでベストセラーになっている SEAGATE の BarraCuda 8TBを購入しました。
MASTERCASE H100 に3.5インチHDDを増設
HDD開封
結構しっかりとした梱包で、余程雑に扱わなければ壊れないだろうと感じました。
ただ、ケースに固定するネジは付属していないので、ケースに付属していたネジを使う事になります。
ケースを開ける
サイドパネルのネジ2ケ所を外してサイドパネルを外します。
シャドーベイパネルのネジ4本を外します。
シャドーベイパネルを外します。
ここには2.5インチのシャドーベイが2つあります。
1TBのSSDはここへ増設しました。
3.5インチシャドーベイはケースの底とグラフィックボードの間になります。
HDDの取り付け
先にHDDを取り付けてしまうとコードの接続は出来ないので、まずマザーボードのSATAポートとHDDをSATAケーブルで繋ぎます。
次にSATA電源を繋ぎます。
HDDを3.5インチシャドーベイに滑り込ませます。
ネジ穴を合わせて押さえながらネジで4ヶ所固定します。
スペースはギリギリです。
ATXのタワーケースならばスペースに余裕があるので、HDDの増設も簡単なのでしょうが、コンパクトなminiITX専用ケースだとケースに収めるのが大変です。
シャドーベイパネルを取り付けて、結束バンドでコードを纏めれば取り付け完了です。
HDDをWindows10で使えるように設定する
HDDをフォーマット
タスクバーにあるウインドウズマークを右クリックします。
ディスクの管理をクリック。
ディスクの管理のウインドウが開きますが、フォーマットしていないHDDが接続されていると自動でディスクの初期化のウインドウも開きます。
HDDのパーテイションスタイルはMBRとGPTの2種類あります。
MBRは古い規格で、2TBまでしか使う事が出来ません。
今回増設したHDDは8TBなので必然的にGPTになります。
GPTにチェックをしてOKをクリック。
フォーマットが終わってWindowsがHDDを認識できるようになりました。
ドライブ文字の割り当て
Windowsがストレージとして認識しただけで、まだデータを書き込む事は出来ません。
読み書きが出来るようにドライブ文字を割り当てます。
『未割り当て』となっている斜線部分を右クリックします。
【新しいシンプルボリューム】をクリック。
ウィザードのウインドウが開かれるので【次へ】をクリック。
ボリュームサイズを指定します。
ウインドウズシステムをインストールして使う場合はパーティションを分けて使う事もありますが、今回は容量全てデータ保存用に使うので、パーティションを分けずに使います。
パーティションを分けない場合は、シンプルボリュームサイズを最大ディスク領域のサイズにして【次へ】をクリック。
ドライブ文字を割り当てます。
嫁さんのパソコンは、自作時に500GBのSSDをCドライブとして設定しました。
その後1TBのSSDを増設してDドライブとしました。
今回はEドライブにします。
ドライブ文字をEにして【次へ】をクリック。
次はパーティションのフォーマットです。
ファイルシステムは【NTFS】です。
アロケーションユニットサイズは、小さいサイズに設定するとディスクの無駄な領域は少なくなるのですが、データの断片化や読み書きの速度が遅くなる可能性が高くなります。
逆に大きいサイズに設定すると無駄な領域は増えますが読み書きの速度は早まる可能性が高くなります。
小さいサイズのファイルを多数書き込む場合はアロケーションユニットサイズを小さくした方が良いです。
ファイルサイズの大きい動画の保存にはある程度アロケーションユニットサイズを大きく設定した方が、読み書きの速度が速くなるので良いと思います。
嫁さんは動画の保存に使うので、多少無駄な領域が発生してもアロケーションユニットサイズを小さくはしないで、既定値に設定して【次へ】をクリック。
設定内容に間違いが無ければ【完了】をクリック。
これで増設したHDDはEドライブとして7TB以上の大容量データを保存出来るようになりました。
嫁さんのパソコンは9.5TBの大容量ストレージを積んだ、動画編集に適したコンパクトパソコンになりました。