銀落ち指導対局

銀落ち 第七局 大庭美樹女流初段戦

足立将棋倶楽部の様子


三年ぶりの指導対局会の午前の部は平手二局、飛車落ち一局、二枚落ち二局、四枚落ち二局、六枚落ち一局、八枚落ち一局の九面指しで、美樹先生は8勝1敗でした。


唯一美樹先生に土を付けたのは、なんと飛車落ちで挑戦したわたしだけでした。
\(^o^)/


昼食を食べてから午後の対局に臨みます。

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大庭美樹女流初段戦


美樹先生との銀落ち初対局となります。
最後に指した銀落ちは2014年6月の宏美先生との対局だったので、実に8年ぶりの銀落ち対局です。
午前の飛車落ちに勝ったので、美樹先生に銀落ちを所望しました。
「どっちの銀を落とすんですか?」
「どちらでも先生のお好きな方を落としてください」
「う~ん、どうしましょう・・・」
少し考えて右の銀を取って駒箱にしまいました。

 


右銀落ち初形を水匠先生に5分検討させました。
評価値は408で下手優勢という判断でした。

 


ちなみに、左銀を落とすと評価値は431となりました。
左銀落ちは角頭が守りにくくなるので、右銀落ちより多少下手が有利になるという判断なのでしょう。

ほとんど指す人がいない手合なので、当然定跡なども整備されていません。
未知の局面を一手一手手探りで指し進める楽しさがあります。
それでは通算7局目となる銀落ち将棋を見てください。

 


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感想戦

美樹先生の三間飛車に▲5七銀左急戦で挑みました。
43手目の△3五歩の叩きに対して▲同飛と取りましたが、ここは▲3九飛と引いて△3四飛に▲1一角成から駒得をして少しずつ形勢を良くしていく指し方の方が良かったようです。
しかし、次の△4三金が疑問手で下手優勢に大きく傾きました。
△4三金に変えて△5三角とぶつけられると駒得を阻止されて紛れていたかもしれません。
58手目は▲4三銀成としましたが、この手が悪手で形勢が一気に互角近くまで戻ってしまいました。
終盤は駒の損得より速度という基本の通り、▲5一銀不成と守りの金を取らなければいけませんでした。
▲5一銀不成△同玉▲2一飛成と進めて、△5一銀の合い駒に▲4一金と俗手で攻めれば下手勝勢でした。
70手目の▲5三成銀が大悪手で逆転されるところでした。
次の71手目で美樹先生は△6八角成としました。
九面指しなのであまり考える時間が無いので仕方ありませんが、この手が実質的に敗着となりました。
正解は△7九角成▲7七玉△6八角成▲6六玉△8八馬と迫る手順でした。
下手は7七に打つ合い駒を間違えると一気に負けになってしまう局面になるところでした。
美樹先生は7七から6六と上に逃がすと捕まらないと考えて△6八角成としたのでしょう。
75手目、美樹先生は△7八馬と詰めろを掛けて下駄を預けました。
紛れる余地のほとんど無い一直線の詰みなので、多分プロなら一目で詰みが見えると思われます。
しかし実戦の流れの中でこの上手玉を詰ませるのは、級位者には至難の業です。
4六の角がいなければ送りの手筋で何となく詰みそうだとは思いますが、角が利いているので最初は詰み無しと思いました。
幸いな事にまだ時間はたっぷりあったので、じっくりと考える事が出来ました。
すると、送りの手筋で▲8二金と打った手に対して△同角と取ると4七の飛車が一遍に敵陣に成り込めるようになる事に気付きました。
読み抜けが無いように慎重に読んで、最後は即詰みに打ち取ることが出来ました。

美樹先生、ご指導ありがとうございました。

 

対局情報

対局日 :2022年6月19日
棋 戦 :足立将棋倶楽部
対局場所:三階会議室

銀落ち対戦成績

合計成績:4勝3敗 

 
 
 
前局はこちら
銀落ち 第六局 中倉宏美女流二段戦
 
 
 
2022年10月21日現在、銀落ち指導対局は第七局までです。
 
 
 
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飛車落ち 第一局 早水千紗女流二段戦
 
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