足立将棋倶楽部の様子
会社の将棋部では毎年女流棋士指導対局会を開催していました。
しかし新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は中止になってしまいました。
新型コロナウイルスの感染が完全に終息したわけではありませんが、今年は三年ぶりに大庭美樹女流初段をお招きして女流棋士指導対局会を開催する事が出来ました。
前回は午前と午後で部員を入れ替えて10面指し2回の指導対局でしたが、この三年の間に部員が減ってしまった為に、今回は参加者全員が午前と午後に指導対局を指せる事になりました。
午前の部は9面指しでの指導対局です。
手合は平手が二局、飛車落ち一局、二枚落ち二局、四枚落ち二局、六枚落ちと八枚落ちが各一局です。
わたしはいつものように竹風作錦旗書の彫駒を持参して、LPSA棋譜ノートで棋譜を採りながら指します。
大庭美樹女流初段戦
美樹先生との十三局目となります。
3年ぶりの指導対局です。
将棋部の女流棋士指導対局会では美樹先生に2連敗中。
3連敗阻止に向けてがんばります。
感想戦
このグラフは水匠5による一手1分の検討結果です。
40手前後のギザギザは▲4一角を打たずに端歩や8筋の歩を突き合った為です。
金取りに打った61手目の△6六角に対して▲7六金打と受けましたが、▲7四銀△7五角▲6三金と攻め合った方がわかりやすかったですね。
63手目の△4八角成に▲同飛と応じて割り銀を打たせる順を選びましたが、ここも▲2三飛成と攻め合う方が棋風に合っていました。
80手目で▲6三銀成と詰めろを掛けて勝ちという読みでしたが、▲5二角と捨てて△同玉に▲6三角からの詰みがありました。
自玉が詰まなかったので勝てましたが、詰みがあったら負けでした。
しかし実戦で角の只捨てから詰ます順は級位者には難しいですね。
美樹先生、ありがとうございました。
対局情報
対局日 :2022年6月19日
棋 戦 :足立将棋倶楽部
対局場所:三階会議室
飛車落ち対戦成績
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