【初段免状への道】　　第二十八局
対四間飛車

max20or21cm １級戦

第二十八局の対戦相手はmax20or21cmさんです。

棋力は１級の方です。
それでは宜しくお願い致します。
 





感想戦

相手の作戦は四間飛車でした。
４三銀型には４五歩早仕掛けにするのですが、本局は３二銀型だったので▲３五歩と仕掛けました。
先に銀損する攻めですが、と金が大きく38手目の局面は居飛車が指しやすい形勢です。
しかし、次の▲２二歩が重たい攻めで疑問手でした。
ここは▲３二と△同飛▲２一飛成と攻めれば先手有利が続いていました。
互角の形勢に戻りましたが、何とか捌いて駒得となった49手目以降は攻めが繋がって居飛車良しになりました。
73手目の▲５七銀が疑問手で、▲４三とか▲４一飛と攻め合えば居飛車大優勢でした。
玉のすぐそばに馬を作られて、必要以上に怖がってしまいました。
相手にも疑問手が出て再度居飛車勝勢になった96手目の局面。
▲６一飛成と飛車を切って金を入手して寄せられないかと考えました。
局後の検討では▲６一飛成が詰めろで居飛車勝ちでした。
実戦では詰みが読み切れずに▲６二桂成の疑問手を指して逆転してしまいました。
104手目の△６九銀では△７七銀▲同玉△８五桂から入れば詰まされていました。
この瞬間後手玉に詰みが生じていました。
先手玉と同じような筋で、▲８三銀△同玉▲７五桂からの17手詰めでした。
実戦で17手詰めを発見出来るはずも無く、▲７九銀と受けに回ってしまい負けになってしまいました。

観戦ありがとうございました。

対局情報

対戦成績