銀落ち指導対局

銀落ち 第六局 中倉宏美女流二段戦

LPSA芝浦サロンの様子

2014年6月30日。
この日は芝浦サロン最終日。
芝浦サロン最終日の前半はらぶ先生に連敗。
感想戦が終わり、「ちょっと気分転換で、次はひろみ先生に教わって来ます」と、らぶ先生に告げ、一旦外へ出て一服。
 

ひろみ先生は三面での指導中。
空いている四つ目の席に座り、ひろみ先生にご挨拶。
銀落ちを所望すると、「銀ですか…。どっちの銀を落とそうかなぁ…」
「以前、あっこ先生と銀落ちを指しましたが、その時は左銀でしたね」
ひろみ先生は手合いカードを見て、あっこ先生との左銀落ちで●が付いているのを確認して、「ではわたしも左にしましょうか」
 

ひろみ先生は銀落ち初体験のようです。
対局が始まって直ぐに奈津子先生がお茶を持って来てくれました。
盤面を覗いて、「銀落ちですか。RAYさんとKURIさんの二人は変わった手合いで指しますよねぇ」
「えっ、そうですか?KURIさんは角桂落ちとかですからね。銀落ちならそんなに変じゃないでしょう」
「まぁそうかもしれません。角桂に比べればね。でも銀落ちだってほとんど指す人はいませんよ。女流棋士もまず経験は無いでしょう」

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中倉宏美女流二段戦


宏美先生との銀落ち初対局となります。
気分転換にと気楽に指した、ひろみ先生との左銀落ち初対局を見てください。
 

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感想戦

終盤でもたもたして負けるのがいつものパターンなのですが、珍しく連続の捨て駒でスパッと決められました。
宮坂八段の自宅教室で二枚落ちを教わり始め、駒込サロン、大野教室、スーパーサロン、芝浦サロンと、指導対局はすでに三百局を超えています。
高段者からすると疑問手と思える手もあるのかもしれませんが、級位者のわたしには本局の指し回しは完璧、百点満点の、今までで一番の完勝譜となりました。
芝浦サロン最終日に最高の将棋が指せました。
38手目の飛車切りには異論もあるかもしれませんが、高段者の中にも本譜の順を選ぶ人もいるのではないでしょうか。
感想戦でひろみ先生は「普通の四間飛車は4三には銀が来ますが、金の方が受けやすいと思って油断しました。銀だったら(32手目の)▲2四歩は△2四同歩▲2三歩に△同銀と取れるし、手抜いて▲2三歩成に△同銀でもいいので、本譜の仕掛けは無かったですね」
銀落ちで4三金型だからこそ成立した本譜の攻めでした。

宏美先生、ご指導ありがとうございました。

 

さよなら芝浦サロン


最後にこの日に参加した会員全員で記念撮影。
 


さようなら芝浦サロン。
楽しい時間を与えてくれてありがとうございました。
 
(集合写真のブログ掲載は撮影時に許可を求めて同意を頂きました)

対局情報

対局日 :2014年6月30日
棋 戦 :LPSA芝浦サロン
対局場所:LPSA芝浦

銀落ち対戦成績

合計成績:3勝3敗 

 
 
 
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