足立将棋倶楽部の様子
2014年に発覚した、会社内でのトラブルに巻き込まれました。
その処理を任されたのですが、話し合いでは解決せず、結局提訴する事になり3年以上も裁判に時間を取られる事になってしまいました。
よって、2014年の夏以降、将棋を指す機会が無くなってしまいました。
トラブル処理の間には2014年の12月に二度と2015年の5月に一度、時間を作って女流棋士スーパーサロンへ行くことが出来ました。
しかし裁判の準備に追われて2016年と2017年は全く指導対局を受ける事が出来ずに時が過ぎてしまいました。
勝訴に等しい和解で決着したのは2018年の1月でした。
やっと通常業務に戻って将棋も再開できると思った矢先、全くの別件で会社が他社に吸収合併される事になってしまいました。
新経営者の方針はわたしには合わない事がわかったので、2018年の3月に同業他社に転職する事にしました。
面接に赴き会社の説明を聞くと、なんと将棋部があるではありませんか。
近隣同業他社には多少条件の良い会社もありましたが、将棋部で転職先を決めました。
入社前であるにもかかわらず、面接の時に将棋部入会を申し込みました。
将棋部の活動は基本的に二ヶ月に一度の例会です。
入部後初例会に参加。
数局指して二段認定されました。
段級位は町道場に比べて多少甘くなっています。
将棋部では6月に女流棋士をお招きしての指導対局会を毎年開催していました。
2018年6月17日、ついに指導対局会の日を迎えました。
誰が来るのだろう。
楽しみだ。
現れたのはなんと美樹先生!
わたしが始めて参加した『女流棋士親睦将棋会』で指導を受けたのが美樹先生でした。
まさかこんなところで再会できるなんて。
美樹先生とは縁を感じました。
女流棋士指導対局会が始まった時、どういう経緯だったのかわかりませんが、美夏先生に依頼していたそうです。
美夏先生が現役引退して美樹先生が引き継ぎ現在に至るそうです。
20名近くの参加があるので、午前の部と午後の部それぞれ十面指しでの指導対局となりました。
大庭美樹女流初段戦
女流棋士との指導対局は2015年5月の安食先生以来三年ぶりです。
美樹先生との最後の指導対局は2010年3月の駒込サロン時代だったので、実に8年ぶりとなります。
光陰矢の如し。
美樹先生との十一局目となります。
久しぶりの飛車落ちなので定跡はうろ覚えになっていて不安ですが、形を作れるでしょうか。
感想戦
やはりブランクが響いて腕がなまってますね。
大野教室へ通っていたころなら、28手目の▲2二歩や38手目での▲4一角、もしくは▲1六歩からの端を絡めた攻めなどを逃さなかったと思います。
52手目の▲7五歩が手の流れを無視したちぐはぐな手になりました。
ここは棒銀を遊ばせない為にも▲3五銀を本線にした組み立てをしなければいけませんでした。
57手目に△8五桂と跳ねられた局面で▲7四歩と踏み込んだ判断は正しかったようで、ここは攻めの棋風が幸いしました。
しかし、62手目の▲2二歩がどうしようもない緩手でした。
それでも飛車落ちのハンデが残っていたようで、68手目に▲6四桂と攻めていれば勝ちがあったようです。
72手目は▲8九玉と逃げれば下手が勝ちだったようですが、その形勢判断が出来るようならば飛車落ちの手合ではないでしょう。
級位者には難しい判断だと思います。
美樹先生、ご指導ありがとうございました。
対局情報
対局日 :2018年6月17日
棋 戦 :足立将棋倶楽部
対局場所:三階会議室
飛車落ち対戦成績
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