飛車落ち　第二百四十八局　安食総子女流初段戦

女流棋士スーパーサロンの様子

会社のゴタゴタに巻き込まれて中々時間が取れない中、時間をやりくりしてスーパーサロンへ行きました。

目的は連敗中の安食先生に指導を受ける事です。

10時の回は三面指しで指されていました。
一面は初形に駒が並べられています。
10時半からの方が準備を整えて対局開始を待っていました。

安食先生にご挨拶。

10時半からはわたしを含めて4名が参加して七面指しでの指導対局となりました。

安食総子女流初段戦

安食先生との三局目となります。

感想戦

角交換拒否型に対しての棒銀は有力ですね。
38手目に銀をぶつけましたが、安食先生は取らずに△５五歩でした。
局面を複雑にして間違えさせようとしたのかもしれませんが、惑わされずに▲２四歩の正解手を指せて下手ペースになりました。
52手目に▲３三歩成と単純に桂得だけで収めていたら、いつものように終盤のミスで逆転されていたかもしれません。
一直線に攻めたい気持ちを我慢して▲２三銀から▲２四銀成という手を指せたのが良かったですね。
それで角を苛めつつ銀桂得に成功。
64手目は▲３七歩と角道を遮断するのが最善手だったようですが、棋風が出て攻め合いの手を選びました。
74手目の▲２二飛成は詰みが見えていたわけではありませんが、自玉は詰めろではないので、駒を渡さずに詰めろを掛ければ勝ちだという判断から、とりあえず王手から入って、ある程度追い詰めたところで質駒の金を取れば良いだろうという見切り発車でした。
安食先生は△７三玉と逃げたので、下から追って▲５七角と王手で金を取れば勝ちという筋が見えました。
△７三玉ではなく△６二銀と受けられたら詰みが見えませんでした。
どうやら▲６二同龍と切れば△同玉に▲５二桂成からの詰みがあったようですが、実戦では龍は切れなかったと思うので、どう転んだかわかりませんでした。

安食先生、ご指導ありがとうございました。