開封
CPUクーラーはノクチュアのNHーL12Sです。
最初はCore i5で作る予定でした。
Core i5はTDPが65Wなので、ノクチュアのNH-L9iを進められました。
95mm×95mmのコンパクトなCPUクーラーながら、冷却効率が高いので音も静かだという事です。
ところが、急遽CPUをCore i7の『K』付きに変更する事になりました。
NH-L9iの対応TDPは65Wなので、95Wの『K』付きCore i7を冷却するには力不足です。
TDP95W対応のCPUクーラーに変更しなければなりません。
初めは色が気に入らなかったのですが、この茶色が高性能の証なんだと思うと、段々気に入ってきたので、同じノクチュアでTDP95W対応のNHーL12Sにしました。
今回使用するケースに使えるCPUクーラーは、高さ83mmまで。
NHーL12Sは高さ70mmなので、13mmの余裕があります。
ケースに収まらないという事は無いでしょう。
箱を開けると薄い箱が入っていました。
3種類のソケットに対応していて、ソケットごとの説明書が入っています。
グリスとファンの回転数を下げるコードなど。
バックプレート。
LGA1151用の取り付け金具。
スペーサーやネジ類。
プラスドライバー。
LGA20XXとAMD用の取り付け金具。
本体は段ボールでしっかり保護されています。
使用メモリ
ファンはヒートシンクの下側に取り付けられています。
この状態で高さ70mmです。
ファンまでのクリアランスは35mm。
120mmファンなので、メモリの上を覆います。
このまま使う場合はメモリの高さは35mm未満でなければなりません。
ファンはヒートシンクの上側に付け替える事も出来ます。
その場合、メモリは高さ48mm未満まで使えるようになりますが、CPUクーラーの高さは 84mmになります。
メモリの高さが33.5mmのVengeance LPXは干渉しません。
冷却性能
シネベンチでCPUに100%の負荷をかけると、最高82℃まで上がりました。
ベンチマークが終わりCPU使用率が1%になると、直ぐに温度は下がり始め、20秒ほどでアイドル状態の30℃台に落ち着きました。
グリスは高性能のグリスではなく、サーマルパッドを使ってもこの性能なので、冷却能力は優れています。
組み立ての様子は下のリンクからどうぞ