2021年9月19日に行われた将棋部の例会で指した将棋です。
会社の将棋部の会計年度は毎年9月から翌年の8月までです。
従って今回から将棋部は新年度の例会となります。
九月例会第一局 カネサシ四段戦
わたしの新年度の初対局は、将棋部で一番強いカネサシ四段との飛車落ちとなりました。
飛車落ちは女流棋士の先生に250局も教わっているので、簡単には負けたくないとの思いがあります。
しかし、相手は将棋部最強の刺客。
わたしのような級位者に、そうやすやすと負けるわけにはいかないでしょう。
勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか。
それでは見てください。
感想戦
水匠4改による、一手30秒で棋譜解析をした評価値グラフです。
大きく形勢に動きがあった手は、72手目の▲4四歩の取り込みに△同銀と応じた手でした。
水匠先生によると△6三歩▲同歩成△同金左▲4三歩成△6四銀の進行が上手の最善手と指摘しました。
4筋にと金を作らせても、6四の拠点を消す方が価値が高いと言っています。
次善手として△4二歩と我慢する手を示しました。
確かに△4四同銀と取った為に、後にこの銀を取られてしまう事になったのでした。
上手の敗着は107手目の、▲8三桂成に対して△同玉と取った手でした。
ここは金で取っていれば、棋力差とわたしのダメダメ終盤力を考えると、勝負はどう転んだかわからなかったでしょう。
新年度は幸先の良いスタートとなりました。
対局ありがとうございました。
対局情報
棋 戦 :例会
対局場所:三階大会議室
対戦成績
○【飛車落ち下手】
棋力:2級
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足立将棋倶楽部
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【足立将棋倶楽部】第二局【2021年度】