トミックスの東武100系スペーシアセットのアーノルドカプラーをTNカプラーに交換します。
スペーシア 日光詣セット
実際に乗車した事がある列車が良いと思って、トミックスの東武100系スペーシア日光詣セットを購入。
【初めてのNゲージ】スペーシア日光詣が我が家にやって来た【入線】
今まで購入したままの状態で走らせていましたが、さよなら北斗星セットをTNカプラーに交換したら見栄えが全く違ったので、スペーシアもTNカプラーに交換する事にしました。
カプラー交換
カプラー購入
トミックスガイドでスペーシアに使用するTNカプラーの品番を確認します。
品番は『0381』です。
『TOMIX 0381 密連形TNカプラー(Sカプラー対応・黒・24個入)』を購入。
スペーシアは先頭にカプラーは付かないので、使用するのは10個なのですが、バラ売りは無いようなので、指定品番のカプラーを購入しました。
アーノルドカプラーの連結状態
カプラーを交換する前に、アーノルドカプラーでの連結状態を写真に残しておきます。
直線とC280のカーブで、カプラーがどうなるのかを比較する為に写真を撮りました。
カプラーを交換したら同じ写真を撮って比較します。
TOMIX 0381 密連形TNカプラー 黒・24個入
パッケージを開けるとこんなものが入っていました。
見ても何なのかよくわかりません。
フレームとフックとスペーサーというパーツで、どうやらカプラーを組み立てるようです。
カプラーの組み立て
最初にカプラーを組み立てます。
フックをランナーから切り離します。
フレームにフックを差し込みます。
台車の取り外し
ネジ止めされている台車を取り外します。
カプラーカバーの取り外し
精密ドライバーでカプラーカバーを外します。
ドライバーで勢いよく外すとカプラーカバーとスプリングが飛んで行ってしまうので、カプラーカバーを少し浮かせたら、ピンセットでゆっくりと引き抜くようにした方が良いと思います。
スペーサーの装着
スペーシアに付いていたカプラーはBでした。
Bはスペーサーを使わずに、このまま取り付けます。
TNカプラーをセット
アーノルドカプラーを外したら、スプリングを飛ばさないように注意してTNカプラーをセットします。
カプラーカバーの取り付け
カプラーカバーを取り付けました。
カプラーがスムーズに動く事を確認して、カプラー交換完了。
台車の取り付け
台車をネジ止めして、TNカプラーへの交換は無事完了です。
モーター車のカプラー交換
モーター車の台車はネジ止めではありません。
1の方向へ押しながら手前に引くと外れます。
作業としてはトレーラー車のカプラー交換と同じなのですが、集電スプリングが付いたままなので、集電スプリングを壊さないように注意してカプラーを交換します。
同じ作業で全6車両のカプラーを交換しました。
ビフォーアフター
連結前の車両から飛び出ているカプラーの見た目も、連結した車両間隔も、ゆはりTNカプラーの方が断然良いですね。
6両連結した全長は838mmから832mmへ6mm短くなりました。
アーノルドカプラーは半径243mmのカーブレールC243を通過出来るように作られているので、C280ではまだ少し車両の間隔に余裕があります。
パッケージ裏の説明にあるように、C280でギリギリのクリアランスです。
C243だと車両の内側がぶつかって脱線してしまうでしょう。
レイアウトにC243のカーブレールを使っている場合は、このTNカプラーへの交換はしない方が良いと思います。
北斗星のTNカプラーはアッセンブリーとして出来上がっているカプラーを床下部に嵌め付けるだけでした。
しかし、このタイプはカプラーを組み立てて、カプラーアッセンブリーをディスアッセンブリーして交換します。
多少手間と時間が掛かりましたが、慌てずにゆっくり丁寧に作業をすれば、余程不器用な人でもなければ誰でも出来ると思います。
基本的には車両の入れ替えをしない旅客用の電車であればTNカプラーへの交換は、やはりおすすめです。