新品レールの取り扱い
きれいに見える新品のレールですが、購入してそのまま使用するのは止めましょう。
新品のレールには、製造時にレールを研磨した時に出る金属粉が付いています。
金属粉が付いたままレールを使用すると、レールと車輪の間に金属粉が入ってスパークが起こり、直ぐにレールが黒ずんで、導通不良を起こすようです。
新品レールを購入した時は、この金属粉を取り除いてから使用しましょう。
わたしは、着古したTシャツを使いました。
まず、Tシャツを適当な大きさに切ります。
切ったTシャツを四つ折りにして、かなり力を入れて、レール部分を擦ります。
一度擦ると、このように金属粉が取れます。
金属粉が付いたところでもう一度擦ると、レールに金属粉を擦り付ける事になるので、場所をずらして、同じところを使わないようにしながら、全てのレールを拭きます。
古くなったレールを交換したり、買い足したりする時は、それほどレールの数は多くないでしょうが、初めて購入した時は、それなりの本数のレールを拭く事になります。
大変な作業ですが、これをやらないと、30分も走らせないうちにレールが黒ずんでくるそうです。
そうなってからクリーニングをする方が、もっと大変なので、新品レールのクリーニングは必ず行いましょう。
わたしは、クリーニングレールを使用しながらですが、この作業をしたおかげで、現在、のべ10時間以上走らせても、レールの黒ずみも導通不良も起こっていません。