『さよなら北斗星セット』のDD51のカプラー

トミックス『さよなら北斗星セット』にはDD51が2両入っています。
車両の前後にカプラーが付いているので、合計4つのカプラーが使用されています。
そのうち一つだけ初めからTNカプラーが付いています。
北斗星最終列車の編成は1100号機が前で1138号機が後ろの重連で札幌駅を出発しました。
北斗星ラストランを再現しているセットなので、1100号機前方のみTNカプラーという設定です。
したがって、1138号機は前後共アーノルドカプラーが付いています。
我が家の北斗星の編成
わたしが乗車した北斗星は1138号機が先頭で1143号機が後ろの重連でした。

わたしは1100号機用の車両を1142号機としたので、DD51重連の最後尾がTNカプラーという事になっています。

乗車した北斗星を再現するために1138号機の前方に北斗星のヘッドマークを取り付けましたが、セットの設定ではこの車両は後方機なのでアーノルドカプラーが付いています。
これでは流石にカプラーが大き過ぎて不格好です。
連結の中間ならともかく、先頭がこれでは見た目が良くありません。
カプラー交換は難しいと感じていて敬遠していました。
車両を壊してしまいそうで怖いです。
しかし、先頭のカプラーがあまりにも目立ちすぎてカッコ悪いので、意を決してカプラー交換に挑戦する事にしました。
カプラー交換作業

キャブの取り外し

屋根部分を持って奥側へ押して、キャブの下側を手前に押し出すようにします。

止まっていたツメが外れます。

反対側も同じ要領でツメを外します。


キャブを上に引き上げて車体から外します。
ボンネットの取り外し


ボンネットを車両端側へスライドさせます。


上へ持ち上げてボンネットを取り外します。
スノープラウの取り外し

スノープラウのツメで固定されている。

矢印の方向へ押してツメを外します。

ツメを外すと下へ抜けて取り外せます。
カプラーの交換

スノープラウの上に乗ってカプラーも一緒に外れます。

初めに付いていたアーノルドカプラーを取り外します。

TNカプラーをスノープラウにセットします。


スノープラウを取り付けます。

外した時と逆の手順でボンネットを取り付けます。

同じ手順で反対側のカプラーも交換して、キャブを取り付けて完成です。

こんなに大きさが違います。

スッキリしました。


実機に比べるとまだ少し間隔が広いのですが、だいぶ実物の雰囲気に近付いたと思います。
まとめ
壊してしまわないか心配で手を出せなかったカプラー交換ですが、思ったほど難しくはありませんでした。
初めは目立つ先頭だけでも交換したいと思ったのですが、意外とすんなり交換出来たので、DD51は2両全部TNカプラーに交換しました。