飛車落ち指導対局

飛車落ち 第二百三十二局 中村真梨花女流二段戦

女流棋士スーパーサロンの様子

8月23日は8月9日に続き、8月二度目のジョナ研がありました。
9日のジョナ研の参加者は3人のみ。
この日のジョナ研の様子はこちら
参加出来なかったメンバーからのリクエストがあったからなのか、23日にもジョナ研が開催されたのでした。
連盟道場に電話を入れ、スーパーサロンの予約を取りました。
担当は金曜日レギュラーのまりか先生に変更はありませんでした。
秘密の掲示板に『千駄ヶ谷定跡で出席です。』と、参加表明。

ここのところ、飛車落ち指導対局は負け続けています。
調べてみると、最後に飛車落ちで勝ったのは、去年の春に行われた『中々良い将棋研究会』、略して『なかい研合宿』での指導対局でした。
2012年5月18日の事で、1年3か月以上勝てていない事になります。
この日の勝利は中井先生と植山先生からのものでした。
この2連勝のあと、勝ち方を忘れてしまいます(苦笑)。
連敗の始まりは大野先生から。
合宿の後は仕事の都合で、暫く指導対局は受けられませんでした。
久しぶりの指導対局は、ひろみ先生に負けて2連敗。
続いて春香先生に負け、3連敗。
さらにらぶ先生に3連敗して、6連敗。
最後に紫野先生に負けて、トータル7連敗中です。
まぁ、大野先生は別格としても、女流棋士に飛車落ち6連敗は情けない成績です。
前回のまりか先生との指導対局には勝って、2勝2敗の五分にした事だし、勝ち越す為にも、連敗を止めるためにも、今回は勝ちたい所です。

スーパーサロンの予約は10時半開始の回です。
10時を少し回った頃に連盟に到着。
受付を済ませて道場内を見ると、まりか先生の姿がありません。
受付係に問うと、今日のスーパーサロンは研修室で行われているとの事。
 


道場を出てみるとスーパーサロンの案内が黒板に書かれていました。
 

研修室へ入ると、男性二名、女性一名、少年一名の四面指しでの指導中でした。
まりか先生にご挨拶。
「おはようございます」
「おはようございます。お久しぶりですね」
「そうですね。まりか先生とは一年ぶりです。でも先々週、まりか先生に会いに来たんですよ。でも担当が熊倉先生に変更になっていて、まりか先生に会えなかったんですよ」
「あっ、そうだったんですか。わざわざ来ていただいたのにすみませんでした。熊倉さんとは指したんですか?」
「はい」
「どうでしたか?」
「はい、苛められました」
 


「今日もブログの写真を撮るのならどうぞ」と、まりか先生の方から言っていただきました。
わたしの指導対局が始まる10時半まで、写真を撮りながら指導対局の局面を見て回りました。
 

少年の指している盤面を覗くと、玉・竜・馬がそれぞれ1枚ずつしかありませんでした。
 

多分、これが初形だったのでしょう。
初手△6二玉に、王手を我慢して玉を上部に逃がさない、2手目▲2三飛成が指せたら、もうこの手合いは卒業でしょう。
△6二玉▲2三飛成に△7二玉だったら、わたしなら馬を作らずに▲5五角と指します。
わたしが最初に見た時には、上手玉は8三に居て、馬は5三、竜は2三に居たので、少年は最善手を指す事は出来なかったのでしょうが、最後はしっかりと上手玉を詰ましました。
 

10時半からはわたしの他に男性と少年が加わり、7面での指導開始です。
 

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中村真梨花女流二段戦


まりか先生が3手目△4四歩をビシリ!
まりか先生との五局目となります。
 

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感想戦

多面指しでの指導対局。
わたしは、先生が自分の前に居ない時に指し手が決まると、先に棋譜ノートに指し手を記入して、先生が自分の盤前に来るのを待ち、先生が見ている時に指します。
こうすると、先生は下手が指した事、その指した手、が分かるからです。
先生が盤前に居ない時に下手が指して待っていると、先生は盤面を見て、指したのか、指したとするとどの手を指したのか、を考える事になります。
プロならパッと盤面を見れば、確認作業はほんの2~3秒の事でしょうが、下手の50手×7面×2秒=700秒。
定跡形の序盤には確認に1秒も掛からないのでしょうから、10分は無いにしても、数分は時間の節約になるのではないでしょうか。

まりか先生が27手目、△7二玉と指した局面。
わたしはこの手では△5二金を予想していました。
△7二玉では隙が出来るからです。
この隙は本当の隙なのか、それともまりか先生の誘いの隙なのか…。
誘いに乗って罠に嵌る恐怖と戦いました。
暫し熟考の末、意を決して踏み込む事にします!

棋譜ノートに『9六歩』と書き込んで、まりか先生が回って来るのを待ちました。

前局に負けて、まりか先生は角を捌かせないように、早めに金銀で3・4筋の位を取る作戦を考えてきたそうです。
27手目の△7二玉も、29手目の△9四歩も、右辺しか気にしていなかったために、▲9七角と左辺に使う事は全く考えていなかったそうです。

ジョナ研でこの将棋を並べて、みんなに見てもらいました。
▲3一角成と馬を作った32手目の局面で、気の早い一公さんなどは「これは上手困ってるねぇ。下手勝勢でしょう」と、言っていました。
わたしは勝勢や優勢などとは思ってはいませんでしたが、『これならまぁ、下手も指せるだろう』くらいに感じていました。

35手目の局面。
▲9七同桂△9六歩▲9八歩△9七歩成▲同歩で下手良しを、最初に感想戦で指摘されました。
9筋で桂損する事しか考えていなかったので、感想戦で先に桂馬を取っているので駒の損得無しと言われてびっくりしました。
42手目は変化手順を読んでいたのに、大駒に目がくらんで角を取ってしまったのが悔やまれます。
48手目は中盤の手ですよね。
もう、どちらが早く寄せられるかの終盤の局面になっていた事に気付けず、攻めが遅くなってしまいました。
感想戦では58手目の▲5三角が良い手で、銀を取った後の62手目に▲5八銀と打って、△7七とからバラされても▲5九玉から角を取って右辺へ逃げれば下手が勝っていたと言われました。
最後は8五の桂が居なくなっている事に気付かずに勝ちだと勘違いしていたという、なんとも間抜けな将棋にしてしまいました。
まぁ、わたしらしいといえばわたしらしいのですが…(苦笑)。
まりか先生用意の作戦を、見事端角で咎めたのですが、またしてもお粗末な終盤で負けにしてしまいました。
これで8連敗となってしまいました。
この8連敗中にも、ところどころに好手が出るのですが、中々勝ちに結び付きませんねぇ。

まりか先生、ご指導ありがとうございました。

 

対局情報

対局日 :2013年8月23日
棋 戦 :女流棋士スーパーサロン
対局場所:東京将棋会館

飛車落ち対戦成績

対女流棋士:74勝98敗

藤森奈津子女流四段
○○●○○●●●○●
●○●○●●○
中倉彰子女流初段
○○○○●●○○●●
○○
松尾香織女流初段
○○○●●○●○○●
●●○●○●○●○
神田真由美女流二段
●●○○○○
島井咲緒里女流二段
●●●○○○○●●○
大庭美樹女流初段
●○○○●○●●○○
中井広恵女流六段
●●●●○●○●○●
●○○
石橋幸緒女流四段
○○●●●●●●●
中倉宏美女流二段
○○●○●●○●●○
○●●○●
藤田麻衣子女流1級
●●○○●●○●●○
●○
北尾まどか女流二段
●●●●●○
船戸陽子女流二段
●●●●●○●○●●
渡部愛女流3級
●●●●●●●
中村真梨花女流二段
●○●○●
対プロ棋士:8勝52敗

植山悦行七段
●○●●●●●●●●
●●●●●○
大野八一雄七段
●●●●●●●●○●
○●●●●●●●●●
●●●●●○●●●●
●●●●
合計成績:82勝150敗 

 
 
 
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