大野教室の様子
3月10日にほとんど書き終わっていて保存していました。
12日に誤字のチェックをしてアップするつもりでいたら地震でそれどころではなくなってしまいました。
原発が予断を許さない状況で心配ですが、生活そのものは通常に戻ってきたのでブログを再開します。
その6日前の大野教室の様子です。
あんな大災害が起こるなどとは誰も想像だにしていない平和な週末でした。
嫁さんの実家の近くでは、10年経ってもまだ瓦礫が残っているところがあります。
まだまだ大変な生活を強いられている方にはお見舞い申し上げると共に、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
2021年5月 追記
2011年3月5日の大野教室での指導対局です。
時間前に教室へ入ると生徒同士で対局していました。
時間になったので、生徒同士の対局が終わる前に手前の部屋で大野先生の二面指しの指導が始まりました。
わたしは奥の部屋で植山先生の指導を受けることになりました。
午前の子供教室で使われた場所には駒が出ているのですが、この時は使われていなかった盤での対局だったので、植山先生が駒を出すところから始まりました。
この日の大野教室ブログの五枚目の写真、赤いセーターの後姿がわたしです。
写真のように植山先生を独り占め。
プロ棋士に一対一で指導を受けられるなんて将棋ファンには有難いことなのですが、わたしにとっては多面指しもハンデの一部なので、厳しい指導になりそうです。
途中で生徒さんが一人来て二面指しに。
一人また一人と増えて、最後は四面指しになりました。
植山悦行七段戦
植山先生との十三局目となります。
感想戦
結局中盤の40手目くらいまで一面指しでしたが、それでも結構植山先生を追い込むことができました。
最後の局面で持ち駒の桂が香だったら▲6三龍△8四玉▲8五香△9三玉▲8四金△8二玉▲8三金△7一玉▲7二金までの詰みです。
香がなくても8筋の歩が切れていれば▲8五香のところで▲8五歩でも同じように詰んでいました。
実は117手目の△8八角は疑問手で、上手玉はかなり危険な状態でした。
本譜は▲4二龍と詰ましに行きましたが、ここでは一旦▲9七銀と受けに回って△同角成▲同玉と詰めろを消すと、持ち駒が銀から角に変わった為、本譜の順で詰ましに行くと、122手目の△6三玉には▲5四角で詰みでした。
たらればを言っても仕方ありませんが、勝利までもう少しでした。
ただ、その『もう少し』は少しのようでいて、実際は大きな差なんですよね。
その差を少しでも縮められるようにがんばります。
植山先生、ご指導ありがとうございました。
対局情報
対局日 :2011年3月5日
棋 戦 :大野教室
対局場所:川口教室
飛車落ち対戦成績
○
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●○
●○○○●○●●○○
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●○○○
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