大野教室の様子
2011年2月5日の大野教室での指導対局三局目です。
わたしの場合長考するのでいつもは二局なのですが、一局目が三面指しで早かったので、大野教室では初めて三局目の指導対局を指せました。
本日のおやつ。
大野教室の楽しみの一つです。
三局目での使用駒。
『竹風作 鵞堂書 彫り埋め』です。
この日は一局ごとに場所を移動したので、三種類の盤駒を使うことが出来ました。
なんとも贅沢な気持ちになります。
大野八一雄七段戦
大野先生との二十七局目で、通算二百一局目となります。
飛車落ち指導対局も遂に二百局を越えます。
ここまでの二百局は七十五勝百二十五敗、勝率三割七分五厘。
対プロ棋士に限ると七勝四十一敗、勝率一割四分五厘です。
本来なら二枚落ちの手合いの級位者としては大満足の成績です。
この日の一局目は大野先生に勝ちました。
大野先生はどんな対策をしてくるのでしょうか。
それでは見てください。
感想戦
飛車先を受けるかと思っていましたが、大野先生は飛車先放置作戦を連採。
『玉頭戦になれば』と思った大局観は間違っていなかったようで、52手目に▲8八玉として銀冠に組んで玉頭の厚みを築けば『睨み倒し』で勝ちとの事でしたが、わたしには『睨み倒し』た後どうすればいいのか分かりません。
46手目にと金作りを受けなかったのが拙かったですね。
やはりと金は大きいですね。
逆に言うと下手は大駒を成り込む事とと金を作る事をいかに実現させるかが勝負の分かれ目になりますね。
大野先生は早めに△3五歩を突いて3四銀・3三桂型で棒銀を迎え撃とうとしてきましたが、それでも26手目に▲2七銀と出て1筋を攻めたらどうなったのか興味があります。
次に試してみようかなぁ…。
大野先生、ご指導ありがとうございました。
対局情報
対局日 :2011年2月5日
棋 戦 :大野教室
対局場所:川口教室
飛車落ち対戦成績
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●○
●○○○●○●●○○
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●○○○
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