飛車落ち　第百二十五局　藤田麻衣子女流１級戦

2021年3月14日

LPSAマンデーレッスンの様子

ぴえこ先生との十局目となります。
ここまで三勝六敗とダブルスコアの負け越しです。
わたしは級位者ですから、飛車落ちで勝ち越せるとは思っていませんが、せめて指し分けに近づけたいと思います。
これに勝てれば勝率四割になります。
勝率四割なら大健闘でしょう。
四割目指して頑張ります。

藤田麻衣子女流１級戦

感想戦

36手目の▲6六歩は、もう一枚▲7六歩と打って矢倉にガッチリ囲って戦おうという方針からでしたが、逆にぴえこ先生の方から△7六歩と打たれて困りました。
▲8八銀から▲5七金は一歩損しても馬を作らせないという指し方で、その方が良かったのかもしれません。
わたしが馬を作らせる順を選んだので、ぴえこ先生は▲5七角と馬を消しに来ると思ったのでしょう。
飛車を逃げた後の45手目の△7三銀は▲5七角を予想しての事だと思います。
▲7五歩から銀と馬の交換になって下手が優勢になったと思ったのですが、思っていたほど差は付いていなかったようです。
56手目の局面は飛車も角も働いていないので、△6四銀と冷静に対応されていたら難しい形勢でした。
ぴえこ先生の攻めをいなして▲6五桂と跳ねた局面は、角の活用が見込めるようになって下手が優勢になりました。
71手目に桂頭の銀を打って受けられた局面は、薄かった上手玉が四枚の金銀に守られて堅くなっています。
これは受け切られて負けにしてしまったかと思いましたが、▲3四金から▲2三飛成の攻めを発見出来て、何とか勝たせて頂きました。

ぴえこ先生、ご指導ありがとうございました。