まったく知識が無いわたしが初めてのゲーミングパソコンをBTOショップで購入するまでのドキュメント。カスタマイズ項目を調べる。
カスタマイズ項目
ゲーミングPC初心者のわたしが、理解しやすいと感じたドスパラとTSUKUMOのカスタマイズ画面の説明を見て、カスタマイズ項目の内容を調べ、何が必要なのかを学びます。
ドスパラ ガレリア MT
TSUKUMO ミニゲームPC G-GEAR mini
【OS】
ガレリアはOSの説明はありません。
TSUKUMO OSについて
この説明を読むと、ゲームが目的なら『Windows 10 Home 64bit版』で問題は無さそうです。
【CPU】
CPUはGALLERIA MTもG-GEAR miniも『Intel Core i7-7700』が標準で、『Intel Core i7-7700K』にカスタマイズ出来ます。
『K』がつくと動作周波数が速くなるので、処理能力が高くなりますね。
しかし、両モデルとも、『Intel Core i7-7700K』にカスタマイズする場合は、同時にCPUクーラーも変更して、冷却能力を高めるように指示しています。
小型ケースは、ただでさえ排熱に気を使わなければならないので、CPUは標準にします。
【CPUクーラー】
ゲーミングパソコンを購入する事になり、カスタマイズしていたらCPUクーラーなるものの存在を知りました。
CPUに後負荷の掛かるゲームをしていると、CPUが発熱して、いきなりシャットダウンする事があるそうです。
ハイスペックを要求するゲームを楽しんでいるゲームファンには、冷却能力の高いCPUクーラーを使う事が常識のようです。
CPUクーラーは、冷却性能の高い物にカスタマイズすることにします。
【CPUグリス】
CPUクーラーの事を調べていたら、CPUにCPUクーラーを取り付ける時に、熱を伝えやすくするために、間にグリスを塗るという事を知りました。
GALLERIA MT の『このカスタマイズ項目の説明』によると、
CPUは動作すると発熱し、許容できる温度を超えてしまうと、本来の性能を発揮できなかったり、強制的にパソコンが終了したりしてしまい、CPUの寿命を縮めることになってしまいます。
そこで、CPUの熱をCPUクーラーに伝わりやすくするのが、CPUグリス!
熱伝導率が高いグリスほど、CPUクーラーに効率良く熱を伝えられます。
高熱伝導率ナノダイヤモンドグリスの熱伝導率は標準グリスの約20倍!
動画編集、画像、ゲームなどCPUを酷使する環境では効果的な威力を発揮、CPUの温度を低く抑え、製品寿命を長く保ちます。
※さらに静音CPUクーラーと組み合わせることで相乗効果を発揮!
との事です。
CPUグリスも高性能の製品にカスタマイズします。
【マザーボード】
GALLERIA MTもG-GEAR miniも、マザーボードのカスタマイズ項目はありますが、選択肢はありません。
選択肢はないのですが、カスタマイズ項目が出てきて気になったので、調べてみました。
パソコン初心者講座 マザーボード
パソコン初心者講座 チップセット
ざっくり言うと、マザーボードによってメモリやHDDなどのデバイスの拡張性が決まり、チップセットによってそれらのデバイスとのデータのやり取りの速度などに違いが出てくるようです。
G-GEAR miniで採用されているIntel H110 Express チップセットのマザーボードは、メモリ容量32GB、メモリスロット2つまでという制限があるローコストのエントリーモデルとの事ですが、それ以上を必要としないのならば、性能は十分なので、初心者は気にしなくてもよさそうです。
しかし、後々、メモリを増やしたり、SSDやHDDの増設を考えているのなら、H270かB250のチップセット搭載マザーボードの機種を選択しておいた方がいいでしょう。
わたしはH110で十分だと判断しました。
【メモリ】
使用目的にもよりますが、メモリはどの位必要なのでしょうか。
ゲーミングパソコンに必要なメモリサイズを調べたら、8GBあればゲームは出来るけれど、ゲームによっては8GBでギリギリとの事。ゲームをしながら検索したり動画を再生したりすると足りなくなる可能性があるようで、16GBがおすすめのようです。
しかし、それよりもDDR3とDDR4という規格があって、DDR4はDDR3の倍の速度で読み書きが出来るそうです。
結論としてはDDR4を16GB搭載するのがベストのようです。
【グラフィック機能】
この項目でグラフィックボードが選択できます。
ドスパラ グラフィックカード性能比較ベンチマークテスト
TSUKUMO グラフィックスカード詳細
ゲームによって求めるグラフィックボードの性能は違うので、予算内で極力高性能のグラフィックボードを選ぶ事になります。
わたしは『GeForce GTX1060 6GB』にしようと思います。
【サウンド】
この項目は選択肢もないし、普通にゲームが出来ればいいので、標準のままでかまいません。
【ネットワーク】
うちの回線は160Mなので、1000BASE(Gigabit対応)ならOKです。
【SSD】
嫁さんのパソコンで初めてSSDにしたのですが、一度システムドライブがSSDのパソコンで、起動の速さを体験すると、ハードディスクにする気にはなりません。
A列車で行こう9の推奨動作環境のHDD空き容量は1.2GB以上となっています。
240GBのSSDを搭載すれば、ストレス無く使えるでしょう。
【増設HDD/SSD】
データ用ストレージもSSDで高速にしたいけれど、値段が…。
A列車で行こうだけに使うのならば、無くてもいいのですが、子鉄の息子は鉄道写真も撮るので、これからは自分のパソコンで写真も管理保存するのならば、ここは1TBHDDかなぁ…。
【冷却ファン】
小型ケースなので、排熱を考えて、増設できるのであれば冷却ファンを増設します。
【電源ユニット】
電源もカスタマイズするんですね。
どうやら電気変換効率が80パーセント以上の80PLUSが良いようです。
システム全体の最大消費電力に対して、50~70パーセントのくらいが理想との事。
CPUが130W、グラフィックボードが210W、HDDが10Wで、その他を合わせると最大消費電力は合計400Wくらいでしょうか。
80PLUS500Wなら大丈夫ですが、ギリギリでしょうか。
80PLUS GOLD 500Wか80PLUS600Wにカスタマイズしようと思います。
マイゲーミングパソコンのカスタマイズ
【OS】 ウインドウズ10 Home64bit
【CPU】 Core i7
【CPUクーラー】 静音高性能CPUクーラー
【CPUグリス】 高性能熱伝導グリス
【メモリ】 DDR4 16GB
【グラフィックボード】 GeForce GTX1060
【VRAM】 6GB
【SSD】 240GB
【HDD】 1TB
【冷却ファン】 増設
【電源ユニット】 80PLUS 600W
小型ケースの場合、排熱を考慮して、このようにカスタマイズ出来る機種を選ぼうと思います。
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初めてのゲーミングパソコン BTOでカスタマイズに初挑戦