北斗星乗車記

さよなら北斗星

札幌に到着


定刻を3分程過ぎて、北斗星は札幌駅3番線ホームへ進入し、ゆっくりと停車しました。

 


ホームには北斗星を撮影しようと待っていた人と、北斗星から降りてきた人でいっぱいです。
名残を惜しんでシャッターを切りました。

 


息子は北斗星を降りてすぐに11号車の写真を撮りました。

 

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客車を撮りながら先頭へ向い、函館からここまで引っ張ってくれたDD51のところまで来て撮影。

 


息子はヘッドマークを撮ると、今度は1号車の方へ引き返して行きましたが、途中で北斗星が動き出してしまいました。
慌ててシャッターを押した後、再度機関車側のホームの端へ向かいました。

 

さよなら北斗星


雪の降る札幌駅を回送で去って行く北斗星。
ついさっきまで、16時間も乗っていた列車が走り去る姿は哀愁が漂っています。
写真の出来はともかく、息子にとっては思い入れのある一枚となるでしょう。

 


上野から札幌まで、1000キロを16時間掛けて走った北斗星を見送りました。

北斗星の個室が取れなくて乗車前は残念な思いでしたが、実際に乗ってみると、寝心地はともかく開放寝台は寝台列車の楽しさを味わえて良かったと思いました。
最後の思い出にわざわざ11号車に乗ったおじさんの気持ちがよくわかります。
もしも北斗星に何度も乗る機会があったとしたら、一度はロイヤルに乗るでしょうが、あとは開放寝台を選ぶのではないかと思います。
しかし、残念ながら北斗星に乗車するのはこれが最初で最後になるでしょう。
鉄道ファンの息子にとって、一生心に残る思い出となってくれれば嬉しく思います。

さよなら北斗星。

 

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ツインクルプラザ札幌支店の天使

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