商品レビュー

【ドリンクメイト】を半年使った感想-コスパから強炭酸の作り方まで


嫁さんは毎年梅と氷砂糖で梅シロップを作っています。
そのシロップを炭酸で割って飲んでいます。
我が家の冷蔵庫にはウィルキンソンが常備されていました。
ビール党だったわたしが新型コロナウイルスの影響でハイボールを飲むようになりました。
するとウィルキンソンの消費量が、それまでの倍以上になってしまいました。
こんなに炭酸を飲むのなら炭酸水メーカーを買った方が安上がりになるかもしれないと考え、嫁さんに購入を提案。
機種の比較検討をした結果『ドリンクメイト DRM 1010』という機種を購入しました。

 


『ドリンクメイト シリーズ620 DRM 1010』
機種選定から半年使用した感想を紹介します。

 

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機種選定

炭酸水メーカーといえばテレビCMで見た事のある『ソーダストリーム』しか知らなかったので、『炭酸水メーカー』で検索して以下の記事が目に止まり、機種選定の参考にさせて頂きました。
『mybest』

 

炭酸ガスの充填方式

まず、炭酸水メーカーには大きく分けてシリンダー式とカートリッジ式の2タイプがあります。

カートリッジ式

コンパクト
使い終わったらそのまま捨てることが出来る
持ち運びやすい
コストが高い
シリンダー式

本体が大きい
使い終わったらガスボンベを返送しなければいけない
コストが安い

キャンプなどに持って行って炭酸水を作りたい方は、コスト高だとしてもカートリッジ式の方が良いでしょう。
わたしが機種選定で一番重要視したのはコストです。
したがってシリンダー式に決定。

 

コスト

2022年1月現在、ガスシリンダーは60Lと142Lの2種類のサイズがあります。

ソーダストリーム ガスシリンダー(交換用) 60L
 ¥2,160 税込

ドリンクメイト交換用/60L用ガスシリンダー
 ¥2,160 税込

ドリンクメイト交換用/142L用ガスシリンダー
 ¥3,542 税込

60Lで2,160円なので500mLのペットボトル一本分が18円で作れる計算です。
また142L用なら500mLの炭酸水が12.5円で作れます。
近所のスーパーでは500mLのウィルキンソン1本が税込み78円なので、かなり安くなります。

500mLのウィルキンソンをわたしが週に3本、嫁さんが週に2本飲んだとすると、月に20本で1,560円掛かります。
月に10L飲むので、142L用なら14ヶ月分で21,840円分の炭酸水を3,542円で作れることになります。
本体の価格を考慮すると、最初の一年は同じくらいの価格で、二年目以降は毎年1万5千円ほど節約出来る計算です。

 

142L用の機種

2022年1月現在、142Lガスシリンダーを使用できる機種はドリンクメイトのみです。
現状、コスパを考えたらドリンクメイト一択です。

 

142Lガスシリンダーを使用できる機種
ドリンクメイト DRM 1010
ドリンクメイト DRM 1005
ドリンクメイト DRM 1004

142Lガスシリンダーを使用できるのは以上3機種です。

DRM 1010DRM 1005DRM 1004
水以外の炭酸注入OKOKNG
自動注入OKNGNG
付属ガスシリンダー60L用142L用142L用
価格( 税込み)¥18,568¥21,868¥10,868

水専用ならDRM 1004で良いのですが、買った後で水以外に炭酸を注入したくなって後悔するかもしれないと思い、DRM 1004は候補から外しました。
DRM 1010とDRM 1005の違いは決まった量の炭酸をワンタッチで注入出来るかどうかです。
作るたびに炭酸強度が違ってしまうのでは良くないだろうという事で、購入機種はドリンクメイトのDRM 1010に決めました。

 

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開封


ドリンクメイト本体と、60L用ガスシリンダー、1L用専用ボトル、取扱説明書が入っています。

 


色違いで赤の1L用専用ボトルも追加購入しました。

 

注意


ボトルは食洗器・硬いブラシ・化学洗剤を使わずに、温かいお湯で手洗いするようにとの指示です。

 


1L用専用ボトルとなっていますが、炭酸水を作る場合は850mLまでのようです。

 


ボトル下部に使用期限が印字されています。

 


使用耐用年数は2年なので、使い始めたら2年ごとにボトルは買い替える事になります。

 


まずは柔らかいスポンジと中性洗剤でボトルを洗います。

 

ガスシリンダーをセット


本体後部のボタンを押し下げて、背面カバーを外します。

 


ガスシリンダー取り付け部に付いているパッキン落下防止キャップを取り外します。

 


ガスシリンダーの保護フィルムを剥がしてキャップを外します。

 


本体下からガスシリンダーを差し込みます。

 


ガスシリンダーを本体にねじ込んで取り付けます。
後部蓋を取り付けてガスシリンダーのセット完了。

 

炭酸水を作る


ボトルの指定線まで水を入れます。

 


ボトルにインフューザーをセット。

 


ガス抜きレバーをこの位置にセット。

 


インフューザーを本体に差し込みます。

 


差し込んだら矢印の方向へねじって固定します。

 


ヘッドが開いた状態になっているので、矢印方向へ倒して注入準備完了。

 


炭酸の強さを選択。

 


注入ボタンをカチッと固定されるまで押し込んで手を放すと、設定した強度のガスが注入されて、自動で止まります。
ボトルを本体から外して、インフューザーのガス抜きレバーを右側へ回してガスを抜いて、ボトルからインフューザーを取り外してキャップを締めて炭酸水の完成です。

 

アップルサイダー


水以外は350mLまでという指示に従って、ボトルに350mLのリンゴジュースを入れます。

 


ガスを注入。

 


ガス抜きをすると泡が勢い良く吹き出します。
この泡の為に350mLまでと制限しているのでしょう。

 


試しに1Lのジュースに炭酸を注入してみます。

 


この程度の泡が立ちます。

 


一気にガスを抜くと泡が溢れ出るので、ガス抜きレバーを少しずつ操作してゆっくりガスを抜きます。

 


ガスの抜き方に注意すれば、一度に1Lのジュースを作ることが出来ます。

 


カルピスサイダーも美味しく作れました。
気の抜けたコーラとビールも試してみましたが、開けたての物と全く変わらない味に戻りました。

 

Sボトル

しばらく1Lボトルを使っていましたが、半分残すと、翌日には多少気が抜けて微炭酸になってしまいます。
一度に1Lの炭酸を使い切るのでなければ小さいボトルの方が良いのではないかと思いました。

 


そこでSサイズボトルを2本追加購入しました。

 


サイズ感はこんな感じで、適正量は450mLです。
わたしはこのボトルで480mLの炭酸水を作って、ハイボール4杯分として一晩で使い切っています。

 

炭酸強度比較


黒ボトルはガス注入ボタンを2回押して作った炭酸水です。
赤ボトルは4回注入しました。

 

それを『タンサン史上最強刺激』と謳うウィルキンソンと比べてみます。

 


同じ量のハイボールを作って飲み比べました。
普段は黒ボトルの強度の炭酸水を作って飲んでいます。
多分これがウィルキンソンと同じくらいの強度だと思っていました。
しかし、黒ボトルはウィルキンソンが微炭酸に感じるほどの強炭酸でした。

 


上がウィルキンソンで下が赤ボトル。
赤ボトルのハイボールを飲んだ後にウィルキンソンハイボールを飲むと、水割りかと思うほどウィルキンソンは炭酸を感じません。
市販の炭酸水では刺激が足りないと感じている人にはとても美味しく感じるのではないでしょうか。

 

142Lガスシリンダーに交換

スターターセットに入っていた60Lガスシリンダーを使い切ったので、142Lガスシリンダーと交換します。

 


ドリンクメイトはイトーヨーカドーで取り扱っています。
近くのイトーヨーカドーへ空の60Lガスシリンダーを持って行って、交換用142Lガスシリンダーを購入して来ました。
イトーヨーカドー以外ではイオンやドン・キホーテなどのスーパーやヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ、ノジマ、ケーズデンキ、エディオンなどの家電量販店などでも取り扱っています。

ドリンクメイト取扱店
近くに取扱店があるのならばガスシリンダーは直接交換できます。
取扱店が近くに無い場合は公式オンラインサイトで購入すれば、配送員に空のガスシリンダーを渡して交換する事が出来ます。

 


ガスシリンダーの高さは同じですが太さが全く違います。
太さは違いますが取り扱い方は同じなので、問題無く交換出来ました。

 

作った炭酸水の量

最初の60Lガスシリンダーでは炭酸水20L作りました。
その他にジュース類を炭酸飲料にしたり、コーラやビールの再生に使ったりしました。
交換した142Lガスシリンダーでは500mLボトル148本で74Lの炭酸水を作りました。
知らぬ間にウィルキンソンが微炭酸に感じる強炭酸になっていました。
ウィルキンソンと同じくらいの強度の炭酸水ならば、倍の量の炭酸水が作れると思います。
従って数値の通り142Lくらいは作れるのではないでしょうか。

 

コストパフォーマンス

わたしのようにウィルキンソンでは物足りないので強炭酸水を作った場合、500mLボトルにガスを2回注入して500mLボトル148本作れます。
3,542円のガスシリンダーで500mLボトル148本作るので、500mLあたり24円です。
ウィルキンソンを買うよりも1本あたり50円安く済む計算です。
毎日炭酸水を500mL1本飲むのなら、本体価格の18,568円は一年で元が取れます。

 

強炭酸の作り方

炭酸ガスは温度が低い方が水に多く溶け込みます。
従って強炭酸水を作りたいのであれば水を冷たくする必要があります。
ドリンクメイトを使い始めた当初は、ボトルに水を入れて冷蔵庫で一日冷やしてから作っていました。
しかし、作り置きが無くなって、すぐに炭酸水が欲しくなった時に、氷で冷やす事を思いつきました。

 


冷蔵庫の製氷機で作られる氷は大きくてボトルに入りません。

 


このくらいの水をやかんに入れて・・・

 


やかんに氷を10個ほど入れ・・・

 


少し氷を溶かしてからボトルに水と氷を戻します。

 


一回ガスを入れたら、ボトルを外して軽くシェイクしてガスを溶かします。

 


もう一度ボトルをセットしてガスを注入すれば強炭酸水の出来上がり。
これを3回、4回と繰り返せば、更に強い炭酸水が作れます。
ただ、4回注入の炭酸水はわたしには刺激が強すぎるので、少しずつ強くしていって、好みの強度の炭酸水を見つけるのが良いでしょう。

 

まとめ

現状コスパを考えたら、他メーカーで142Lガスシリンダーが使える機種が販売されるまで、炭酸水メーカーはドリンクメイトのマグナムガスシリンダー対応機種一択です。
炭酸ジュースやスパークリングワインを作ったり、コーラやビールの飲み残しに炭酸を足して再生したりしないのであれば、水専用モデルのDRM 1004が良いでしょう。
初めから142Lガスシリンダーが付属しています。


 

水以外の炭酸飲料を作りたいのであればDRM 1010です。

 

一度に1Lの炭酸水を飲む場合はLボトルで良いのですが、そこまで一度に飲まないのであれば、気が抜けてしまうのでSボトルを使う事をおすすめします。

 

ドリンクメイトを使い始めたらコストが安くなっただけではなく、重たいペットボトルを買って運ぶ手間が無くなり、そのペットボトルをゴミに出す手間も無くなりました。
しかも、自分好みの強炭酸を作れて、ハイボールが更に美味しくなりました。
普段から炭酸水を買っていて、本体を置いておくスペースが確保できるのなら、ドリンクメイトの購入をおすすめします。

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