
トミックス『さよなら北斗星セット』の機関車4両のディテールアップに挑戦して、無事完了しました。
車体の穴開けやカプラー交換を経験して自信が付いて来たので、24系客車のディテールアップにも挑戦しようと思います。
24系客車の長さ



24系客車11両と電源車の計12両を連結して長さを測りました。
全て購入時のままでアーノルドカプラーが付いています。
カプラー端からカプラー端まで1,719mmあります。
このアーノルドカプラー全てをTNカプラーに交換したら、長さはどのくらい変わるのでしょうか。
パーツの確認

パーツが揃っている事を確認する事はもちろんですが、パーツがあまりにも小さいので、パッと見ただけでは何のパーツなのかわかりません。
説明書と照らし合わせて、何のパーツなのかを確認します。
北斗星1号車 オハネフ 25 214
1号車から順番にディテールアップをしていきます。




北斗星は上野側が1号車です。
北斗星ラストランの時の編成では、1号車は『オハネフ 25 214』でした。
列車無線アンテナの取り付け

最初に列車無線アンテナを取り付けます。
ボディーの取り外し

まずはボディーを取り外します。
他の客車と違い、1号車のオハネフ25はテールランプが点灯するので、取り外しには少し注意が必要です。



2号車と連結する側の床下部をそっと外します。

テールランプのプリズムが床下部に挟まっているので、真っ直ぐ上に抜くのではなく、説明書の通りに連結側に抜き取ります。
穴あけ作業


説明書の指示の通りに取り付け治具をセットします。


取り付け治具の穴に、ピンバイスにセットした0.5mmドリル刃を差し込んで、ゆっくり回して穴を開けます。


屋根に二つの穴を開けました。
パーツを切り取る



肉眼ではどこを切れば良いのかよくわからないので、ルーペで確認しながらカットしました。
列車無線アンテナの取り付け



ボディー裏からGクリヤーを塗って取り付けました。

列車無線アンテナの取り付け完了です。
カプラー交換
カプラー交換方法


カプラー部分を切り取るという説明を見て、失敗して壊してしまう事が怖くて、今までカプラー交換に手を出せませんでした。
機関車のカプラーをTNカプラーに交換したので、連結する為に思い切って挑戦です。
使用カプラー


オプショナルパーツリストに従って、密自連型TNカプラーを12両分購入しました。
台車の取り外し



台車と床下の間にスプリングが入っているので、台車を外した時に落とさないように注意して、ネジを外して台車を取り外します。
カプラー部分の切り取り

台車と一体になっているカプラーを根元から切り取ります。



ニッパーでカットしました。
一回でバチンと切るのではなく、何度かに分けて少しずつ切るようにしました。
堅いプラスチックではなかったのでカッターでも切れます。
TNカプラーの取り付け


TNカプラーの穴に床下部の突起を差し込みます。
台車の取り付け



スプリングをセットします。

ネジで台車を床下に取り付けます。

反対側も同じ作業でTNカプラーを取り付けました。
ジャンパホースの取り付け



ジャンパホースを取り付けました。
パーツの取り付けはこれで完了です。
テールランプを床下パーツと客室パーツの間にある板ばねで押さえるようにしてボディーを取り付けます。
ディテールアップシールの貼り付け



銀河モデルの行き先シールを購入しました。


【B寝台】と【1号車】のシールを貼りました。


反対側には札幌行きの方向幕を貼りました。
1号車完成

これが

こうなりました。
今まではこういうものだと思っていたのでカプラーは気にならなかったのですが、こんなに見た目が変わると、もうアーノルドカプラーでは許せなくなります。
TNカプラーへの交換は、作業としてはそんなに難しいものではありませんでした。
この記事が、わたしと同じようにカプラー交換にしり込みをしている人の参考になれば幸いです。