LPSA金曜サロンの様子
いつものように植山先生にご挨拶。
「日曜は大野教室に行かれたんですか」
「はい。今までとは違う指し方で、コテンパンにやられました。その将棋を見てもらいたいんですけど」
第百四十九局の26手目に▲2四歩とした時の変化を見てもらいました。
その変化手順での33手目に、わたしは△2八飛を考えましたが、植山先生は△2六飛と控えて打ちました。
なるほどと思いました。
龍を作る為に敵陣へ打つ事が目に付きますが、控えて打って、飛成を受けて▲3九金なら△3八歩でしびれます。
結論としては、飛車角交換から角打ちは無理のようです。
本日1部の担当は真由美先生です。
真由美先生にも再確認すると、諸事情により写真の紹介は遠慮して欲しいとの事でした。
素敵な笑顔を皆さんに紹介できないのが残念ですが、また事情が許すようになった時には写真を紹介したいと思います。
「今日は飛車落ち卒業試験なので、緩めず厳しくお願いします。もし、今日勝ったら、次からは角落ちで教わる予定です」
「そうですか、分かりました。他にも卒業した人はいるんですか」
「いや、まだなんですよ。奈津子先生は最初に卒業されるのは嫌だからと、卒業の一番に勝たせてくれないんですよ」
棋譜の紹介については引き続き許可を頂いたので、飛車落ち卒業を掛けた一番を見てください。
神田真由美女流二段戦
真由美先生との六局目となります。
感想戦
47手目に△5二銀左だったら、同じ様に進んだ時に上手は金を手持ちに出来ていたので紛れていたかもしれませんね。
また、真由美先生が見えていなかった59手目の△8五桂でも難しくなっていたかもしれません。
並べ返して冷静に見ると、42手目の▲4一角は無理筋だったのかもしれません。
上手も指し手が難しそうなので、42手目は▲8六歩と指して、上手にもう一手指させるのが良かったのかもしれません。
多少反省点はあるにしても、とりあえず結果を出しました。
棋譜ノートにサインをお願いすると、サインの他に『卒業しました!負けました!』と書いてくれました。
真由美先生とは次回からは角落ちの手合いでお願いする予定です。
またよろしくおねがいします。
真由美先生、ご指導ありがとうございました。
対局情報
対局日 :2010年1月29日
棋 戦 :LPSA金曜サロン
対局場所:LPSA駒込
飛車落ち対戦成績
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