LPSA金曜サロンの様子
かおりん先生の指導風景。
かおりん先生との六局目になります。
ここまで三連勝した後に二連敗しています。
本気を出されるとわたしの棋力では勝てないのかもしれません。
ぴえこ先生に続いてかおりん先生にも扇子サイン勝負をお願いしました。
サインの掛かった本局もかおりん先生は本気を出すのでしょうか。
松尾香織女流初段戦
感想戦
所司先生の駒落ち定跡で解説されている通りの進行になりました。
48手目の局面で下手勝勢となっています。
上手は△2四角と打って飛車成を防ぎますが、▲2二とから▲2三ととして、結局2筋は突破できるという結論です。
しかし、実際に48手目の局面から勝つまでは、級位者にとってはまだまだ大変です。
かおりん先生は△2四角と打たずに△7三桂と跳ねて攻めの姿勢を見せました。
△9五歩に相手をすると、桂と香に加えて手持ちの角で攻められてしまう危険があります。
▲9五同歩と取らずに攻め合いを選んだ判断が正解でした。
最後の59手目の△2一歩には▲5一と△2二歩▲5二とと銀二枚と龍を交換しても勝ちだったと思いますが、安全策を取りました。
駒落ち定跡で勉強した本局の攻め筋は、飛車落ち指導対局を四十局指して初めて出現しました。
確かに48手目の局面は下手勝ちの形勢で、上手としてはこの順を避けたくなるのでしょう。
したがって今までこの形にならなかったのでしょうね。
かおりん先生に連敗していたので、定跡通りなら勝てるのか腕を見てみようと、この形に誘導したのかもしれません。
かおりん先生にもサインを頂きました。
かおりん先生、ご指導ありがとうございました。
サイン勝負を始めたその日にサインを二つ頂けるとは思ってもみませんでした。
望外の結果に級位者RAYは大喜びです。
こんな図々しいお願いを許可して頂いたLPSAとぴえこ先生、かおりん先生に感謝です。
対局情報
対局日 :2008年7月4日
棋 戦 :LPSA金曜サロン
対局場所:LPSA駒込
飛車落ち対戦成績
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