飛車落ち指導対局

飛車落ち 第三十二局 鹿野圭生女流初段戦

LPSA金曜サロンの様子


かのたま先生の指導風景。
 


指導中はぼやいたり動きがあって楽しい先生です。
前かがみになって盤に顔を近づけて考える姿勢は独特で印象に残りました。
 

 

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鹿野圭生女流初段戦

かのたま先生との初対局となります。
どんな将棋を指すのか楽しみです。
 

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感想戦

54手目、馬に角をぶつけられて交換しましたが、▲4一馬の方が優っていました。
それでも下手大優勢の序中盤でした。
大きに分かれ目は60手目でした。
本譜の▲6四歩は最短で勝ちに行く好手ではあったのですが、上手にも△6六歩の手段を与える諸刃の刃です。
▲6四歩には△6六歩と打たれる手が当然予想されますが、▲6八金で大丈夫だと、深く読まずに判断した事が敗因となりました。
▲6四歩△6六歩▲同金△3九角に▲6五金と上手の攻め駒を一掃してしまえば、△2八角成と飛車を渡しても▲6三銀から攻めて下手が勝ちでした。
飛車金両取りの△3九角を打たれたら拙いと思いますよねぇ・・・
本局のハイライトは76手目の▲5五歩から△4三銀▲6五飛の三手連続の悪手の応酬でした。
かのたま先生は優勢と見ての安全策が悪手で、△7七金から攻め合っていれば上手優勢のまま勝っていました。
続く▲6五飛では▲5六銀と角を取れば逆転していたのに、桂馬を外した手がかのたま先生の△4三銀を上回る更なる悪手の敗着となり、負けてしまいました。


棋譜用紙にサインを頂いて終了。
かのたま先生、ご指導ありがとうございました。

 

対局情報

対局日 :2008年5月23日
棋 戦 :LPSA金曜サロン
対局場所:LPSA駒込

飛車落ち対戦成績

対プロ棋士:0勝2敗

合計成績:17勝15敗 

 
 
 
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