大野教室の様子
大野先生との指導対局も二十局目となりました。
大野八一雄七段戦
感想戦
将棋は難しいですねぇ。
42手目の端歩の挨拶の緩手で紛れてしまうのですから・・・。
47手目に△5五銀と出た局面では、上手の5五銀と下手の2六銀の働きの差が形勢の差に直結しています。
手番は下手ですが、▲3五銀△6六銀▲4四銀△7七銀と一直線に相手玉に突進すると、上手の方が先に王手になります。
42手目で▲2五銀と出ていれば、△5五歩と突かれても手抜いて▲2四歩の攻め合いで下手が優勢でした。
当然の応手に思えた▲1六歩と▲5五同歩の二手の挨拶が疑問手となり、47手目の局面ではアマチュアの二段~三段くらいの棋力では勝つのが難しい形勢になっています。
アマチュア級位者のわたしでは当然勝てるはずありません。
受けの棋風の大野先生ですが、やはりプロの攻めは緩みなく厳しいものですね。
大野先生との最初の十局は1勝9敗でした。
これで次の十局も1勝9敗という結果になりました。
植山先生との対戦成績も1勝9敗です。
どうやらアマチュア1級の棋力でプロ棋士と飛車落ち指導対局を指すと、やっと1割勝てるかどうかという手合のようです。
大野先生、ご指導ありがとうございました。
対局情報
対局日 :2010年8月7日
棋 戦 :大野教室
対局場所:川口教室
飛車落ち対戦成績
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