夕暮れ時の網走駅
西の空が赤く染まった網走駅に戻って来ました。
スラントノーズ キハ183
オホーツク8号が入線。
今度は前後共非貫通型キハ183でした。
錆びて塗装が浮いて、一部剥がれていました。
非貫通型キハ183が年季の入った古い車両である事を物語っています。
3号車と増3号車
オホーツク8号は17時18分発で旭川着が20時59分。
15時くらいの列車があれば、旭川で夕飯を食べられます。
しかし、残念ながら1本前のオホーツク6号は13時29分発。
網走滞在が43分しか無いのでは砕氷船に乗る時間がありません。
この日は昼と夜、2食続けての駅弁になってしまいました。
嫁さんはお店でゆっくりと食べたいのでしょうが、旅の思い出にこんな1日があってもいいでしょう。
駅弁ファンには有名な、網走駅の駅弁を買って乗車します。
帰りの指定席は3号車。
3号車を探すと・・・
なんだこれ?
3号車と増3号車?
しかも両方指定席?
どっちに乗ればいいんだ?
指定券には3号車と書いてあるけど・・・
3号車と増3号車の両方を見てみると、3号車の乗車口横にグリーン車のマークがありました。
オホーツク8号に乗車
多分増3号車の方で間違い無いだろうと思って乗車しました。
特急オホーツクは札幌行きです。
旭川は終点では無いので、乗り過ごさないように注意しなければいけませんね。
モリヤ商店さんの駅弁は美味しかった
駅前ロータリーにある『モリヤ商店』さんで駅弁を買いました。
旅行前に網走の駅弁を調べたら、駅弁界では有名なお店のようだったので、楽しみにしていました。
お弁当を選んで注文すると、「今から作るので、駅の待合室で待っていてください。待合室の中にもうちの店があるので、そちらで渡します」
流石に駅弁で有名な店だけあって、待合室の中にも売り場がありました。
待合室の売り場で出来立てのお弁当を受け取りました。
嫁さんは帆立弁当をチョイス。
息子は磯宴というカニとイクラの弁当。
イクラ目当てでこれを選んでいました。
わたしは『北海道網走特産』と銘打った『かにめし』を食べようと、モリヤ商店さんのサイトを見て決めていました。
ご飯は酢飯でも白飯でもなく、薄味の炊き込みご飯でした。
これがカニの味を邪魔しない丁度良い味付けで、カニの甘さを引き出して、とてもおいしい弁当でした。
また網走に来られたら、絶対にもう一度この駅弁を食べます。
おすすめ!
と、言ってるのに、写真を撮っていませんでした。
こちらでご確認ください。
旭川へ戻り北海道最後の夜を過ごす
定刻5分遅れの21時04分に旭川駅到着。
乗り過ごす事無く、無事に下車。
ホームの乗車口案内。
網走駅にもこれがあれば、3号車ではなく増3号車だと、すぐにわかったのですがねぇ。
というか、そもそもなんで増3号車?
普通に1号車から5号車にすれば分かりやすいのに・・・
オホーツク8号は21時05分、旭川駅を離れ、札幌へ向かって走って行きました。
旭川駅のホームからは、遠くにスキー場だと思われる明かりが見えました。
嫁さん撮影の夜の旭川駅ホーム。
これは息子撮影の夜の旭川駅ホーム。
この変わった形の柱が、旭川駅の記憶として強く残っています。
駅を出たのは21時15分。
誰もいない、ガランとしたホームに10分ほど居たんですね。
サッと写真を撮ってすぐに帰るつもりだったのですが、ホームの柱が醸し出す、あの独特な雰囲気が魅力的で、暫く見ていました。
ホームだけではなく、駅前ロータリーも良い雰囲気で素敵でした。
暖かくなるとデートスポットになるのでしょうか。
北海道最後の夜
ホテルへの帰り道、途中にあったコンビニでちょっと買い物。
ホテルへ戻りゆっくり温泉に入りました。
色々な種類の湯船があり、息子ははしゃいでいました。
コンビニで見つけた『ミルクムース』というアイス。
風呂上がりに食べました。
『給食でおなじみの』と書いてあります。
わたしは初めて見ましたが、旭川の人たちは学校でみんな食べた経験があるのでしょうか。
給食にアイスが出るなんて羨ましいなぁ。
明日はすぐに出発出来る様に荷物を整理してから休みました。
もう、北海道最後の夜です。
北斗星に乗れると決まってからの1ヶ月半は、あっという間に過ぎてしまいました。
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北海道最後の朝 旭川から苗穂へ カシオペアに遭遇